- 最終更新: 2011-11-11 (金) 21:27
今年も恒例の弦楽器フェアに行って参りました。
入り口看板は撮り忘れ。うーむ、毎年撮影していたのに忘れるとは・・・。
知り合いの方から招待券を頂いていたので無料で入場することができました。
感謝。
文京楽器さんのブース。
さすがに有名なお店だけあってブースも広いです。
ガラスケースの楽器も手にとって見せて頂けました。
これはプリマ楽器さんのブース。
楽器立てなんですが、エンジェルがバイオリンと弓を支えています。
面白いですね。
ちょっと高価にも見えますしね。
こちらは、無量塔 蔵六先生の関連のブースです。
お弟子さんの楽器も含めて多く展示されていました。
興味深いので幾つか写真をご紹介します。
これはスゴイですね。どうやって作るんでしょう。
文化庁長官からの表彰状。
こちらは、各国コンクールの審査員を勤められたときの記念でしょうか?
歴史を感じますね。
何と言う楽器なんでしょう?
ハープの一種でしょうか?
こちらも無量塔先生のサインが入っていました。
さて、また歩き始めると如何にもオールドな楽器が目に留まりました。
こちらのお店は昨年も出展されていましたね。
普段はなかなか見れない楽器ですので、ご興味のある方は一度、覗いて見ると面白いと思います。
ふらふら歩いていると、面白いものが。
国立音楽院さんのブース。
琵琶がありました!
少し体験させてもらいました。
琵琶は思っていたよりも大きいです。
ベーン、ベーン、ベベンベンベンという音は本体を共鳴させて出る音じゃないんですね。
いい音です!
構造も面白いですね。
初めてなので少し興奮してはしゃいでしまいました。
こちらはブースにいらっしゃった、琵琶奏者の大峯香風さん。
ボサノバなどを演奏したり、琵琶の新境地を切り開いている方です。
来月、朝日カルチャー公開講座を開かれるそうですので、ご興味ある方は、一度、ご覧になっては如何でしょうか?
琵琶の一夜Vol.2
こんな感じで半日ほど会場にいました。
高橋さん、天野さんと少しお話ができたのが何よりでした。(残念ながら菊田さんとはお話できなかった。)
それと感じたのが、少し寂しいこと。
昨年よりも規模が小さくなっています。
以前(数年前)はお客さんでごった返していたものですが、思ったよりもお客さんの数も少ないですし、震災の影響なのか海外からの出展も減少していますね。
何とかまた盛り返して頂きたいです。
それと、少し気になったのが楽器の真贋です。
私は、楽器を見る目(目利き)はありませんので、えらそうなことは言えないのですが。
あるお店で「この人の楽器が、この値段で買えるの?」というものがあったり・・・。
ディラーの方に間接的にお聞きした話では相場ではその値段の3倍はする代物です。
「コピーです」等伝えて、お客様も納得の上で購入される分には問題ないと思いますが、「本物です」と伝えて販売した日には、どうなんでしょう?
良心的で正直な楽器店は多いですが、数ある楽器店の中には儲け優先というお店があってもおかしくありません。
特に日本人はブランド志向が強いので、ある意味、だまされやすいかもしれません。
実際に購入される方はよく確認された方が良いと思います。
弦楽器フェアは明日11/6(日)まで開催されています。
年に1度のフェアです。
お時間のある方は一度、お邪魔されると面白いと思います。
○参考リンク
日本弦楽器製作者協会
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