- 最終更新: 2009-07-12 (日) 19:32
11月は弦楽器フェアの季節。ということで今年も言って参りました。これで4年連続ですね。
日本人製作者
昼過ぎに会場に到着しました。盛況です。年に一度のフェアということもあると思いますが、本当に多くの方が来場されていました。
朝光利明さんのヴァイオリン。
名誉会員の無量搭蔵六先生の楽器も展示されていました。これはチェロのスクロール。人間の頭です!
チェロ・ボディ。
望月伸也明さんのヴァイオリン。
松本伸さんさんのヴァイオリン。象眼装飾が施されています。松本さんと少々お話させて頂くことができましたが、この装飾、かなりの手間がかかっているようです。私には無理だろうな~。
東洋のストラディバリ、陳昌鉉さんのブースには、世界的なヴァイオリニストと一緒に写った写真が数多く掲載されていました。
日本弦楽器製作者協会の会長 園田信博さんのヴァイオリン。
橋本剛俊さんのヴァイオリン。実は私、ひょんなことから氏のヴァイオリンを所有しています。今回初めて製作者の橋本さんとお話させていただくことができました。ありがとうございました。
宮地楽器のブース。壁に日本人3人のプロフィールが掲載されています。そう、高橋明さん、菊田浩さん、天野年員さんの3人です。お三方のヴァイオリンは貴重ですので、ガラスケースの中に展示されていました。
高橋明さんのプロフィール。ぎゃー、光、反射してます・・・高橋さんすみません。
高橋明さんのヴァイオリン。チャイコフスキーコンクール第2位!ご本人にお願いしてケースから出して頂いて見せてもらいました。やはり綺麗。ニスの塗り斑がない・・・ ニスは40回以上塗られているとの事。
それと、昨年お会いしたことや、「とらもくせいじん」のことも覚えて頂いておりました。ありがとうございます。
菊田浩さんのプロフィール。またしても、光、反射してます・・・菊田さんごめんなさい。
菊田浩さんのヴァイオリン。チャイコフスキーコンクール・ゴールドメダル!のヴァイオリンです。右側に受賞メダルが見えます。やはり美しいです。こちらも手に取って拝見させていただくことができました。ありがとうございます。
木材や楽器屋さんなど
毎年お世話になっているS.V.Sトーンウッズさんです。スロバキアなんですね。
木材売り場。写真の左側に写っている外人の方は、トーンウッズの偉い方(本社社長?)らしいです。右側の方で後ろ姿でジーパン・帽子の方は日本法人の社長さんです。
今回、私が欲しいのは、ヴァイオリンの材料ではなく、当面必要なチェロのネック材です。その場にあったネック材は、3本。この機会を逃すと当分買えないと思いましたので、その中の1本をキープしました。また、工房の仲間がこちらでアルバイトをしているということもあり、社長さんに値引きをお願いしたところ、お安くして頂きました!。社長さん、ありがとうございます。来年も伺います!
こちらもお世話になっている、タツノヤ商会さん。製作道具やパーツ等販売されていました。
松尾弦楽器さん。知人のお店です。
Marco Imer PICCINOTTI。こちらのお店のブースにて、Bachmannという会社の木材を販売していました。この材料、外見を見る限り素晴らしいと思います。最高級品を展示しているとのことで、例えばヴァイオリンの表板は、木目がきめ細かい。お値段もこの品質の割にはお手ごろのような気もします(6,000円台でしたが、日本のお店ではこの値段では手に入らないと思います)欲しいですね~。ただ、ヴァイオリン用の表板は自宅にストックが少々あるので、今回は購入を控えました。来年は考えるかもしれません。
Bachmannの方と一緒に記念撮影。展示販売していた木材は、この方が切ったそうです。
ブースにいらっしゃった方にお聞きしたところ、弦楽器フェアで購入できなくてもインターネットで購入できるそうです。イタリアからの送料については、木材20枚以上(例えばヴァイオリンの表板20枚)になると送料無料とのことでした。参考までにBachmannのサイトです↓
50周年!
今年は、展示会50周年とのことです。長い歴史がありますね。50周年の記念タオルを頂きました!残すところ、明日11/4だけです。興味ある方、行ってみて下さい。
(参考リンク)弦楽器フェアの内容(主催者ホームページ)
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