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あせぬ音色 名器バイオリンに楽器ファンドが1億ドル調達へ
- 2009年08月11日 (火)
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ニューヨークに拠点を置く商品ファンド「アーティスト・レア・インストゥルメント・ファンド」は今年度、安全性をウリに投資家から1億ドル(約95億円)を調達する計画だ。
同ファンドのゼネラル・パートナー(無限責任組合員)であるアンソニー・フィンリー氏によると、ファンドはバイオリン、ビオラ、チェロといった商品への投資を行う予定。イタリアのアントニオ・ストラディバリら17~18世紀に活躍した弦楽器製作者による楽器を購入対象としているが、これらの相場は1点当たり10~100万ドルだという。
この手のニュースは以前にもご紹介しましたが、最近どうなんだろう?という気がしてきました。
ストラディバリやグァルネリなどの名器は、人類共通の財産と言っても良いと思いますが、そんな楽器を投資の対象にして良い物なんでしょうか。こんなことやってたら、ますます楽器の値段が上がっていく気がします。
と言っても、名器に関しては既に億円以上の値でしょうから個人が払える域を超えてますが・・・。
名器で思い出しましたが、ストラディバリの最高傑作(史上最高のヴァイオリン)と言われている楽器に「メシア(メサイア)」という作品があります。メシアという名前もすごいですが、こういう楽器には値段がつけれないような価値があります。
メシアについては、私も不勉強であまり書けませんが、色々なエピソードがあって実に面白そうです。サラブーエ公、蒐集家タリシオ、ヴィヨーム、ヒル商会などの間を渡り歩いている?みたいですし、ビジャッキ亡き後の真相は不明!等、色々な説があるみたいです。
蛇足かもしれませんが、アンドリュー・ヒル氏へのインタビューで触れられていましたのでご紹介します。このインタビュー自体も面白いですね。
メシアに興味のある方は、長峯五幸さんの「魔性の楽器 ヴァイオリン万華鏡」に詳しく書かれていますので、ご覧ください。
諸説云々等を含めて一度、整理してご紹介できれば面白そうですね。
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目覚める 名匠の音色 小沢僖久二氏のバイオリン「紫雲」
- 2009年07月28日 (火)
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42年間一度も弾かれていないらしいです。紫雲(しうん)を見てみたい・・・。
西日本新聞-目覚める 名匠の音色 小沢僖久二氏のバイオリン「紫雲」 42年前、竹田市に寄贈 8月30日初演奏
わが国を代表するバイオリン製作者の1人で「日本のストラディバリ」と称された長野県中野市出身の小沢僖久二(きくじ)氏=1998年、82歳で死去=の名器「紫雲(しうん)」が、大分県竹田市で8月30日に始まる滝廉太郎生誕130年記念音楽祭で奏でられる。
(中略)
「紫雲」は、小沢氏が生涯に手がけた約600梃(てい)の中の246番目の作品。数多くの童謡や流行歌を残した作曲家中山晋平(しんぺい)(1887-1952)の出身地である中野市が1967年、作曲家滝廉太郎(1879-1903)が少年期を過ごした竹田市に寄贈した。両作曲家の顕彰と交流を目的に大切に保存・展示されてきたが、これまで一度も弾かれていない。
恥ずかしながら、小沢僖久二(おざわ・きくじ)さんを私は存じていませんでした(^^; Webで調べてみましたが、すごい方ですね。小沢さんの生涯は「星空のバイオリン」という伝記やアニメ映画に取り上げられているそうです。
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尿から水素を抽出する装置:自動車にも応用可能
- 2009年07月21日 (火)
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Wired Visionからのご紹介。
最近は電気自動車などが注目されていますが、そんな車にも使えそうな新技術です。
Wired Vision-尿から水素を抽出する装置:自動車にも応用可能
Botte氏が開発した電解槽は、ニッケル電極を使って、尿の主成分である尿素から水素を抽出する。Botte氏によると、尿素中の水素と窒素の結合は、水中の酸素との水素の結合ほど強固に結合していないので、この電解槽では尿素を酸化させるのに0.37ボルトの電圧しか必要としないという。これは、単三電池1個のエネルギー量の半分未満で、水の分解に必要な1.23ボルトよりもかなり小さい。
水素を代替燃料として利用する上での最大の障害の1つは、生成に必要なエネルギー量だ。それに、配送の問題もある。Botte氏が開発した装置は、自動車に搭載可能なくらい小さいので、こうした問題を回避できるという。また、尿は簡単に入手できる。人体は毎日2〜3リットルの尿を作り出しており、尿は地球上にもっとも豊富にある廃棄物だ。汚水を処理しながら、車に燃料を補給できるというわけだ。
「尿素は、園芸用の肥料にも使われている。水に溶ける固体なので、容易に移動させることができる。車に電解槽を搭載すれば、水素貯蔵用タンクは不要になる。適切な相手と提携すれば、リッター当たり約26キロ走行可能な、尿を動力とする車を年内に実用化できると思う」とBotte氏はワイアード・コムに語っている。
うむ、すごい時代になってきましたね。オシッコから自動車の燃料を取り出すとは思いつきませんでした。
Botte氏は研究にあたって米国防総省から支援を得ている。
「米国防総省は何年も前から、現地で使える、水素を利用した発電技術の研究を支援してきている。通常の発電機だと[燃料の運搬が必要であるし、さらに]騒音がある、といった問題からだ」とBotte氏は語る。「現在彼らが砂漠で直面している問題は、大量の浄水をどうやって入手するかだ。この電解槽を利用すれば、飲料水以外の浄水は不要になり、燃料を遠隔地に輸送する必要性もなくる」
これが実現されれば、とりあえず人間がいれば、燃料の心配もなくなるということでしょうか。いやー、スゴイ時代がきそうですね!
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アルミ製バイオリン 新幹線の車両メーカー試作
- 2009年06月07日 (日)
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ハンマーによる手作業で新幹線の“顔”となる先頭車両を製造している板金加工会社「山下工業所」(山口県下松市)が、アルミ製のバイオリンを試作した。材質と製法を新幹線そのままに、往年の名器ストラディバリウスを再現した本格的な作品で、金属らしからぬ柔らかい音が出る。将来は自社製作した楽器で弦楽四重奏を披露したいという。
いやー、すごいですね。ガラスの次はアルミ製の楽器が登場しました。音色は柔らかいとのことですが、重さは約1kg。こりゃ、肩がこりそうですね。
記事全文はこちら。
音色は柔らか…アルミ製バイオリン 新幹線の車両メーカー試作(産経ニュース)
新幹線の技でバイオリン試作(中国新聞)
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バイオリン生演奏で白血病患者の症状が大幅改善
- 2009年06月07日 (日)
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世界的に有名なウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のバイオリニストらが白血病患者の病室で生演奏する実験を行ったところ、血圧の低下が持続するなど症状が大幅に改善したとウィーン医大の研究チームが発表した。ストレス軽減効果があったとみられる。地元メディアが6日までに伝えた。
うーん、なかなか興味深いですね。病は気からと言いますが、クラシック音楽は体に良いみたいです。(バッハは良いでしょうが、その他はどうなんでしょうね!?)
記事前文は以下から。
バイオリン生演奏で白血病患者の症状が大幅改善(スポニチ)
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バイオリンをモチーフにした掛時計
- 2009年03月25日 (水)
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リズム時計工業(埼玉県さいたま市)が、バイオリンをモチーフにした電波掛時計を発売するそうです。
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バイオリンに酔ってみては?
- 2009年03月19日 (木)
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田苑酒造(鹿児島県薩摩川内市)が、同社設立30周年を記念して長期貯蔵焼酎『DEN-EN violin bottle』をつくったそうです。
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見て楽しむバイオリンの数々
- 2009年03月14日 (土)
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バイオリンというものは不思議です。人々を魅了する音を奏でながら、芸術品に例えられる美しさを兼ね備えています。実用品と芸術品の2面性を併せ持つ稀な存在。だからこそ良いものは貴重でお値段が高いのかもしれません。
そのようなバイオリンですが、世界のニュースを配信する「らばQ」さんのサイトで興味深い品々を見つけました。
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