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ボタンの成形
- 2011年12月03日 (土)
- 製作日記
先日、ネックセットしたチェロ。
確認する際は、ちょっとドキドキします。
勿論、大丈夫なように手間隙かけて作業していますので、ちゃんとついていて当たり前の世界なのですがね。(小心者だからでしょうか?)
今回も、ドキドキしながら確認しました。
無事OKです!
「やったー!」
一安心しました。(←おいおい大丈夫かい!)
次の工程はボタンの成形です。
ノミ等を使って、ボタンの形を仕上げていきます。
チェロのボタン、どういう形が良いのかなぁ。
余りイメージが湧いていません。
むう、もっと色んなチェロを見て勉強しておけばよかったです。
ただ、私の傾向として、非常に無難な形(よく言えばまとも、悪く言えば全く面白みのない)になるので、少し思いきりたいな、なんて思ったりしますが、(小心者なので)どうなるかは分かりません(^^;
それと今日、非常に面白いなと感じたのがf孔の形。
知人のNさんが切っているf孔と私のf孔を見比べてみたのですが、明らかにキャラクターが違うんですね。
勿論、f孔の型が違うので、形自体、同じになることはないのですが、なんというか制作者本人のキャラクターが出ている気がするのです。
私はまだ10本も楽器を作っておりませんし、個性が出せるほどの経験や腕前もないのですが、これは本当に不思議でNさんと、「面白いね~」と話しておりました。
Nさんのf孔は、「直系の正統派、美しい」という印象。
一方、私のf孔は・・・。
コメントは差し控えますが、恐らく楽しい気分になると思います。
次回はボタンの成形を続けます。
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