- 2009-12-06 (日) 22:44
- 読書の杜

横山秀夫さんの本。書籍好きの知人が貸してくれた本だけに、確かに秀逸。面白いと一言でいうのは余りに簡単、本書は奥が深い。
1985年の実際の日航機事故がモデル。主人公の群馬の新聞記者が世界でも例を見ない飛行機事故に取り組む様が生々しく、非常な緊迫感がある。
また、登山のエピソードも絡めたストーリ展開、シーン切り替えの絶妙が本書の魅力を増している。
人間くさく生臭い、仕事感や生き様が示唆されている。疲れているときに読むような本ではない。
解説の後藤正治氏が述べているように「一人の作家がその生涯において残しうる最良の作品、いわば”この一冊”であろうと思われるほどの出来栄えである」。
まさしく同感。強くお勧めします。
クライマーズ・ハイ (文春文庫)
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横山 秀夫
文藝春秋
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