- 2009-08-09 (日) 13:08
- 読書の杜

2000年前の古代ローマの哲人「セネカ」の言葉。
人間って、結局2000年前から余り変わってないんですね・・・。苦悩や悩み、愚かさ、生きがいなどはいつの時代も同じ気がします。
この本を読むと「自分の人生を有意義に生きなければ」という気になります。
(本文の警句の抜粋)
わずかな人間しかたどりついたことのない
その年齢で人生をはじめようとは、
死すべき運命を忘れた愚かな行為ではありませんか!(本文)
よく、「五十歳を過ぎたら仕事をやめよう」とか「六十歳になったら公務から開放されるだろう」などと言う人がいますが、長生きするという保障が、いったいどこにあるのでしょう?
(中略)
丹念に練り上げた計画を五十や六十まで先送りし、ごくわずかな人間しかたどりついたことのないその年齢で人生をはじめようとは、死すべき運命を忘れた愚かな行為ではありませんか!
深いですね。「自分はそう簡単に死なない、いつまでも元気なんだ」と勝手に思い込んでいるところは確かにあります。
(本文の警句の抜粋)
他人に人生の大半を奪われている人間は、
結局、人生をほとんど見ずに終わります。
(本文の警句の抜粋)
最も卑しい奴隷に刺し殺される身となって、
初めて「大ポンペイウス」なる異名が
虚飾にすぎないと気づくとは――。
(本文の警句の抜粋)
神皇アウグゥストゥスにしても、
国務から解放され、自由になることを
願ってやみませんでした。(本文)
絶大なる権力を手に入れ、頂上まで上りつめた人びとは、ふと、こんな本音を漏らすことがあります。暇な時間がほしい、時間のゆとりはどんな幸福にも変えがたいものだ、と。無傷のまま降りれるなら、高い頂から降りてしまいたい、それが往々にして彼らの願いなのです。・・・
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