製作日記(2006年8月)

2006年8月30日(水) ブロック削りと一時帰国。

making060830_1日記更新し忘れていました(^^; Cバウツの横板、
昨日、無事ニカワでつけ終わりました。なんだかんだで右側の横板がうまくフィットしてくれず、また悪戦苦闘してしまいましたが、まあ無事付いてくれたので良かったです。(うまくフィットしなかったのは、十中八九、ブロックの削りが悪かったからです。)色々と苦戦したので、少々焦げあとがついてしまいました。もう少し手際よく曲げれれば良いのでしょうが、やはり難しかったです。

Cバウツの横板がつきましたので、UPPER、LOWERの横板に取り掛かる前に、ブロックの整形を始めました。チェロ用のブロックガウジで削り始めました。今度は手に刺さないよう注意しよう(^^;先生いわく、削る道具は何でも良いそうですので、今度は豆カンナも使ってみようと思います。

本日、韓国の楽器店で見習い修行している先輩が一時帰国。元気でなによりです。

手の傷、ホッチキスもとれ、結構よくなってきました。もうすぐ包帯もはずれそうです。やれやれ。

2006年8月25日(金) 横板一つ付けました。

making060825_1曲げていた横板。ブロックへのフィット具合もOKになりました。先生に教えていただき、写真のようにクランプ4つで締め付けています。チェロは大きいだけあって、こういうやり方でも許されるみたいです。この点だけでもヴァイオリンとは違いますね。左側の横板をニカワ付けしました。少し嬉しい。

次は、もう片側の右側の横板ですね。ゼーゼー。

2006年8月24日(木) 横板を曲げ始めました。

蛇足ですが、先日の手の平の傷。アロンアルファで固めているので、痛くはありません。で、このままで良いかなと思っていたのですが、ちょっと興味がてら傷口を見てみたら・・・なんというか、口がぱくっと開いている感じですね。少しグロテスク。おまけに、アロンアルファで貼り付けたテイッシュを剥がしていたら、また血がでてきました。

どうしようか迷いましたが、やはり早く直したいので病院に行ってきました。外科の先生に診てもらいました。「傷口が開いた状態になっているので、これをとめましょう」と。ホッチキスで傷口をバチンバチンととめられました・・・ちょっとびっくりしました。

(ちなみにアロンアルファの利点は、多少手を使っても痛くないことだと思います。なのですぐ作業できる。多分、医者的にはご法度だと思いますが。)

making060824_1その後、工房に行って、チェロのCバウツ部分の横板を曲げ始めました。方法はヴァイオリンと同じで、水で湿らせた横板をアイロン(服にかけるアイロンじゃないよ!)に押し当ててCバウツの形に曲げていきます。で、うまくいきません。

なんというか、まず厚さがあるので、本当に全体重を乗せて曲げています。が、高さがあるので、なかなか均一に曲がってくれません。例えば、下の方と上の方で曲がり具合が違っていたり、ねじれてきたりと・・・

あれこれ、やっていたら段々、焦げ目が付き始めました。憂鬱。近いところまで行っても、ブロックへのフィット具合がイマイチだったりと。ブロックの削りも完璧ではないので、そのあたりにも原因があると思います。

でも、まあ、少しずつコツのような物が掴めてきた気もします。コゲコゲにならないように祈ります(^^;

2006年8月22日(火) グサリ。

久々にやってしまいました。手の平をグサリと・・・

ガウジ(丸ノミ)が机から落ちそうだったので、それを防ごうと手を差し伸べたところ、勢い余って刃先で手のひらを切ってしまいました。イエ、手のひらを切ったというよりは、手の平にノミが突き刺さってしまった感じです。私の不注意が原因なのですが、いや、困った。結構、大きくて深い傷です。(さすがに写真はありません。)

切った後、急いでテイッシュで傷口を押さえて止血したのですが、血が止まらない。チェロ用のガウジは大きいですし、今朝研いだばかりだったのが仇になったのか?

病院に行って、縫ってもらおうとも思ったのですが、それもちょっとイヤなので、このまま止血。結局、2時間くらい傷口を押さえて血が止まりました。

その後、職人さんが良く行う必殺技を教えてもらいました。

先ずは、テイッシュに、アロンアルファをたらします。(アロンアルファは水状のものでなく少し粘り気があるタイプが望ましい。)それで、アロンアルファをたらしたテイッシュを傷口に強く押し当てます。テイッシュで傷口を完全に塞ぐわけです。くっついたら、念のためテイッシュの上から消毒液をたらして、最後にガーゼや包帯等巻いておけば完成。これで傷口が開く心配が少なくなります。(でも、直りの早さや傷口の綺麗さからいうと、多分、お医者さんに縫ってもらうのが一番良いのでしょうが・・・)

2,3日は手のひらが使えないと思います。左手なのが幸いかもしれませんが、でも、困った。

ということで、本日は作業ができなくなりましたので、早々に切上げて帰宅しました。

2006年8月19日(土) Cバウツ部分のブロックを削り始めました。

making060819_1お盆休みも終わりましたので、工房がひらきました。さて、チェロ。暫く間があいてしまいましたが、作業を始めました。型(フォーム)につけたブロックのCバウツ部分を削る工程です。

先ずは、工房にあったチェロ用の?ブロックガウジを手入れしました(錆びていたし、刃がガタガタ)。で、削ろうと思ったのですが、どうやって削ればよいのか暫し考えてしまいました。ヴァイオリンみたいに、手に持って削るには重すぎるし。工房のベンチのバイスにフォームをはさんで削ってみたり。

結局、写真のように、高さをあわせる簡単な台を即席で作って、机の縁に押しあてて削っています。我流なので、良いかどうか分かりませんが。

削りはじめて、気づきました。スコヤ(垂直を見たりする道具です。)の高さが足りない・・・チェロのときは、大きいスコヤが必要みたい。どうしよう・・・

2006年8月17日(木) スクロール。

making060817_1お盆ですが、先生宅にお邪魔してきました。製作中のチェロは大きすぎて電車で持ち運べません。どうしようかと考えましたが、以前買い置きしていたヴァイオリン用のネック材に余りがありましたので、とりあえず、ヴァイオリンのスクロールを作り始めました。いつか、このスクロールに付けるボディも作るでしょう・・・

先日完成した、ヴァイオリン用のストラド型テンプレートを使いました。で、スクロール全体のアウトラインを整えるためヤスリでギコギコ整えていたのですが、どうも時間がかかりすぎてしまいます。先生も、もっと早くしろ!という感じ。

全体のアウトラインを整えた後は、1段目の渦巻きが見えるよう削り始めました。で、この段階に来て気づいたのですが、ペグ穴を開けるのを忘れました・・・まあ、スクロール完成後にペグ穴開ける人もたくさんいらっしゃるそうですので、大丈夫みたいですが。

まだまだ作り始めですが、暇な時間等にちょこちょこ作ろうと思います。

2006年8月11日(金) 横板3兄弟。

making060811_1チェロの横板3枚、3兄弟。ようやく完成。結構な期間、スクレーパーで削っていました。面積が大きいだけあって、0.1mm削るのにも思いのほか時間がかかります。トホホです・・・

色々と拘らなければもっと早くできるでしょうが、「どうせ作るからには拘りたい」という想いもあります。そのあたり、どう折り合いをつけるか、でもまあ、時間は大事なので、もう少し大胆に、要領よくやるべきとは思います。

蛇足ですが、スクレーパーで削っているときに、横板の縁で指を切ってしまいました。横板は楓という木ですが、これが、思いのほか痛いのです。風呂に入るとしみる、しみる(TT

一つ残っていた、TOP部分のブロックもようやく、つけました。次の工程は、Cバウツのブロックを楽器のアウトラインにあわせて削る作業でしょうか。

世間では、お盆休みですね。暫くの間、工房もお休みになりますので、自宅でできる作業をしたり、また先生宅にお邪魔して作業したいと思います。

2006年8月2日(水) 横板。

making060802_1チェロの側面に使う横板を作っています。材料は、裏板と同じ楓(かえで)なのですが、チェロだけあって大きいです。(って写真を見ていただければ分かりますね(^^;)

写真のような板で、端から端まで均一に同じ厚さ(理想は0.1mmの誤差もなく)のものを作ります。 最初はカンナ(ギザギザの刃=Tooth Blade)で表面の傷や凹凸をとって、最後にスクレーパーで綺麗に仕上げます。で、これが、これが、大きいだけあって大変です。ひいこら言いながらやっています(^^; 写真の横板の他に、あと2枚、同じのを作らないとイケマセン・・・良い修行だと思います。

チェロを作ると、少しは要領が良くなるかな?そういう気も少ししています。


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