- 2006-05-31 (水) 0:40
- 製作日記
2006年5月9日(火) ヴィオラ・ニス塗り20回目。
ゴールデンウィークも終わり、工房作業も普段通り再開しました。
先ずは、ヴィオラ。20回目のニス塗り。この回数にきても、濃いニスを使っていますので、結構神経を使います。
でも不思議ですね。照明によってニスの見え方が違うんです。暗いところで見たときと、蛍光灯の下で見たとき、色が全然違います。
以前、聞いた話。「ホテルで楽器の商談をしていたとき、その楽器のニスが気に入った。素晴らしい色のニスだった。それで、多額のお金をはたいてその楽器を購入したが、家に帰って、楽器を見てみると、素晴らしいどころか、良くないニスだった・・・」
実話のようです。こういう話を聞くと、楽器を見るときは、照明って大事なのかなと思います。
ヴァイオリン。スクロール、全然、進んでいません・・・とりあえず、渦巻きは大体巻いたので、ペグボックスを彫り始めました。
2006年5月13日(土) 毛替え。
最近、ちょこちょこしたことが続いています。ホームページの更新も滞り気味。ごめんなさい。
ものすごく久しぶりに弓の毛替えをやってみました。もちろん自分の弓です。
毛替えといっても、入っていたくさびをそのまま使ってしまいましたので、似非毛替えですが・・・久しぶりにやったので、手順も忘れがち・・・
あまりうまくできませんでした・・・写真のように、毛がたゆんでバラバラ。もっとも、この後アルコールランプであぶったので、毛のたゆみはなくなりましたが、まさに素人毛替えですね(^^;
加えて、テンションが均一でなく、毛の中央が強く、左右が弱い。毛の左右の端が少しゆるくて落ちている感じになってしまいました。毛替えのときの毛を糸で縛る際の毛の引っ張り方が悪いのでしょうか?
楽器を弾いてみましたが、やはりちょっと弾きづらいかも。私レベルで、そう感じるので、上手な方の場合は、結構弾きづらいかもしれませんね。毛替えも練習しようと思います。
2006年5月23日(火) フルーティング。
ようやくスクロールのフルーティング(呼び方はこれで合っているのでしょうか?)に入りました。まずは、ノミやナイフで大雑把に削りました。その後、サンドペーパーをかけ始めました。
久しぶりの更新ですので、ここ1週間ほどをまとめて書きます。
ヴィオラは、色付きのニス塗りが終わりましたので、色のついていない透明ニスを5回ほど塗りました。ニスを乾かすために現在は壁につるした状態で、暫し休憩です。
ヴァイオリンはスクロールのペグボックス彫り。ボディ本体は、表・裏の大まかなエッジ処理を行った後、サドルを作成、ニカワ付けしました。
う~ん、いかん。作業、あまりすすんでいませんね(^^;
2006年5月25日(木) スクロールを綺麗にしています・・・
フルーティングの次ですが、スクロールを少々綺麗にしはじめました。まだスクロール横面にノミで削った跡などがついていましたので、こういったノミ跡をとって、綺麗にしています。
スクレーパーやサンドペーパーを使って昨日より作業を始めたのですが、やればやるほど悪化する気配・・・。どういうことかというと、例えばサンドペーパーを使って、面を綺麗に整えると、スクロールのアウトラインもちょっと変わってしまう・・・で、そのアウトラインを整えようと、またノミで少々削ります。そしてまたサンドペーパー等で面を整えると、あら、アウトラインが・・・(以下、無限ループ。)
無論、私のやり方が悪いのでしょう。こういったパターンに陥ると、ムキになって回りが見えなくなってしまいます。いったん、手を休めて置いておけばいいんでしょうが、どうしても気になってしまうんです・・・手をつけたくてウズウズ・・・ああ、悪魔の悪循環ですね。(ヴィオラのときに、痛い目をみたパターンです。)
とりあえず、写真のようになっています。不完全燃焼ですが、これ以上手を入れるとさらに悪化しそうなので、今日は引き上げてきました。しかし、こんな写真載せているの私だけかもしれませんねぇ・・・(まだ手遅れではないと思いますので一応掲載していますが。)
サンドペーパー嫌い!次回からは、スクレーパー1本でやろう!?
そうそう、今日、タツノヤさんに行ってヴァイオリンの指板を買ってきました。高い指板は綺麗ですね。(もちろん高い指板買えませんが。)タツノヤの○谷さんから日本バイオリン製作研究会の展示会のハガキをいただきました!
2006年5月29日(月) 指板を削りました。
ヴァイオリンですが、スクロールはひとまずおいておき(失敗したわけじゃないよ!)、先日購入した指板に手をつけました。指板の裏面を平らに削った後、微妙な反りを入れつつ、目安のサイズに整えていきます。しかし、指板は黒檀という非常に堅い木ですので、削るのが大変!刃が良く研げていないと綺麗に削れません。研ぎは大事です・・・
とりあえず、ネックに仮付けできる状態に整形しました。(この段階では、まだ指板のアーチは整えていません。)しかし、黒檀削るの大変です。プロの職人さんはどれくらいの時間でできるのでしょうか?
2006年5月31日(水) 指板仮付け。
昨日、韓国に行っている工房の女性先輩が久しぶりに戻ってきました。韓国の楽器店に見習いのような形で勤めており、さらに楽器店の従業員さんのところにホームスティしています。つもる話もあるので、久しぶりに皆で飲みに行ってきました。
さて、ヴァイオリンですが、指板を少々整えた後、ネックとのフイッティング具合を調整して仮付けしました。
斜めに曲がってついていないかな?一応、何回も確認しました。
スクロールの方も、大まかにですが、エッジを少し出しました。こんな感じです。ひとまずこれくらいにして、後ほど綺麗にしていければと思います。
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