- 2006-04-29 (土) 0:32
- 製作日記
2006年4月3日(月) 裏板厚さ出し。
裏板裏面をスクレーパーで削っています。杢が深くてなかなか削りにくいです。まずは目安の厚さにしようと思いますが、わずかに薄くしてみたいなと思ったりしています。
チビ助にも手を付けました。とりあえず全身にオイルを塗っています。
そうそう、エイプリルフールのニュースごめんなさい。笑って許してやってくださいね。
2006年4月4日(火) 裏板厚さ出し終り。
裏面の厚さ出しですが、先ずは、目安の厚さに。手でたたいたときの音(響き)もそんなに悪くないようでしたので、先生にお見せしました。人によってチェックポイントは色々あるようですが、先生によると、少し力を入れて裏板を歪めてみて、裏板にどのくらいしなりがあるか見るのもポイントだそうです。あまりしならないようだったら、もう少し削ってみる等。
それと、今日、嬉しいことがありました。以前より、スクレーパーが切れないことに悩んでいたのですが、その原因らしきものが判明。工房の仲間が教えてくれたのですが、研ぎが悪かったようです。私、スクレーパーを研ぐときに、横研ぎで研いでいました。もっとも横研ぎでもキチンと研げば切れるのでしょうが、私の場合、まだ未熟者ですので、「研げた」と思っていても、実は研げてなかったようです。今日、試しに、縦研ぎで研いでみると、スクレーパーが良く切れる!たまたまかもしれませんが、(^^;
刃の返しが悪いのか、研ぎが悪いのか、はたまた別な問題なのか、これまで原因がよく分かっておらず、悩んでいたため、正直嬉しいです。←こんなことで悩んでいるの私だけでしょうか?
研ぎについては、一生勉強かもしれませんが、徐々にでも上達できればと思います。なお、縦研ぎ、横研ぎについては、高橋さんのホームページに詳しく解説されていますのでご紹介。さすが高橋さん。高橋さんホームページ(砥石奮戦記の13.横研ぎ、縦研ぎ、斜め研ぎに載っています。)
2006年4月5日(水) パッチ。
性懲りもなく、裏板にもパッチを始めました。パッチの材料は、楓でも松でも良いようですが、裏板と同じ楓材を成形して作っています。
写真を良く見ると、ピンが見えるかと思います。なぜ、この段階でピンが見えるかと言いますと↓
このヴァイオリンは、ハーフピンにしてみました。私の先生は、ハーフピンが大好きです。それを見習ってのことですが、私は初体験。象眼を入れる前の溝堀の前段階で、ピンを入れ込んでいます。その上から象眼を入れて、ピンがちょうど半分見えるようにしています。演奏者の方は、まず気にしない、製作者のこだわりや遊びの部分だと思います。
話は変わりますが、昨日のスクレーパーの研ぎについて。昨晩、寝ながら考えましたが、横研ぎや縦研ぎといった以前に、研ぎの技術が未熟で、丸刃になってしまっているのが切れない原因ではないかと思います。私が使っているスクレーパーは、0.2mmや0.3mm厚といった(私にとっては)薄いものですので、一定の角度を保って研ぐのが難しく、グラつきながら研いだ結果、丸刃になっているのでないかと・・・縦研ぎで研げば、砥石に接地する刃先の面積が大きいので、より広い範囲を一定の角度で研ぐことができるのではないかと・・・あくまで想像ですが。まあ、もう少し悩んでみます。
2006年4月8日(土) 裏板本付け。
裏板のパッチですが、昨日無事終了。パッチは裏板の余り材を流用しました。でも、同じ楓でも杢のあまりない軟らかめの楓の方が加工しやすいかもしれませんね。
パッチも終わりましたので、裏板を本付けしました。キチンと付いていると良いな~
2006年4月11日(火) 表板本付け。
表板を本付けする前に、楽器内部を綺麗に掃除。はみ出ているニカワをスクレーパーで取ったり、ブロックを綺麗に削ったりしました。なんとか、綺麗になりました(^^
続いて、表板を本付けする前に、横板にメッセージを記入。このメッセージを書けるのは、製作者の特権?ですね。普段、見えない箇所にこっそりと書きました。なんて書いたかは秘密です!
2006年4月12日(水) ネック切り出し。
楽器ボディが一区切りつきましたので、ネック・スクロールに入りました。ネック材にテンプレートから形を写し、切り抜きました。自作のグァルネリ型のテンプレートを使いましたが、ストラド型の方が良かったかな?まあ、もう切り抜いてしまったので後戻りできません。
ノミで大体の形にまで近づけた後、ヤスリでゴシゴシ整え始めました。(まだかけはじめなのでゴツゴツしています。)この作業する時、毎回思うことですが、粗い目のヤスリが欲しいです・・・
2006年4月17日(月) ヴィオラのニス塗りしています。
数日間、更新が滞っていましたが、自宅パソコンを修理していました。ずいぶん前からハードディスクから嫌な音が聞こえていたのですが、ここにきて、いよいよダメになってきました。
しかたないので、昔使っていたハードディスクと交換、ついでにWindowsも再インストールと結構、おおがかりに作業していました。自作パソコンなので、メーカー製よりも融通がきく反面、以前と同程度の環境を構築するのは結構面倒です(^^;
予断はさておき、ヴィオラのニス塗りをしています。写真は色つきのニス(アルコールニス)を12回塗ったもの。う~ん、こうして見ると色むらあり。注意しながら塗っていきたいと思います。
ナイフを作っています。柄は、楓の余り材。またしても、「ささかま」な形のナイフにしようと思います。
2006年4月20日(木) 渦巻き
今日、作りかけのスクロールを先生に見ていただいているときに、ようやく気づきました。渦巻きの形。たとえば、風呂の栓を抜いたときにできる渦。私の言いたいことのニュアンスは伝わらないかもしれませんが、あの渦のように、綺麗に均等な間隔で巻いていかないといけない・・・そういう目で見れば、私の渦は不安定。他の人は、すでに理解されているであろうことを、ようやく分かりかけた気がした1日。
2006年4月21日(金) ヴィオラ・ニス塗り14回目。
ニスは小ビンに入れて使っていますが、何回も塗っていると当然、量が減ってきます。先日から、実はニスが少なくなってきたのですが、あまり気にせず、ビンの底の方(下の方)のニスを使っていました。でも、これは先生によるとNG。下のほうに溜まっているニスは、使えないニスだそうです。確かに、妙に粘るし、汚いし、塗りにくいな~と思っていたのですが・・・ひとつ勉強しました。
14回目のニスを塗りました。反射の関係で色々なものが映りこんでいますが、写真を見るとちょっとオレンジっぽいですね。本当は、茶色(ダークブラウン)のような感じが良いかな~と思っているのですが・・・もうあまり回数は塗れませんが、ちょっと色を濃くしていければと思います。
2006年4月24日(月) スクロールガウジ。
以前より、揃えていたスクロールガウジ。グラインダーで刃先を整えて、ようやくすべての刃を出しました。9本分。思ったより大変でした(^^;同一メーカーでなく、いろいろな会社のガウジが混ざっていますが・・・
右の方に見えるのは、作りかけのスクロール。全然、進んでいませんね・・・
2006年4月26日(水) ヴィオラ・ニス塗り16回目。
ニス塗りする前ですが、先ずは塗装面を整えています。よく見ると、刷毛後や、色が濃い個所、汚い個所等があります。こういう個所をスクレーパーで綺麗に掃除。先生にお聞きすると、色を意識的に濃くした方が(より自然に見えて)良いという個所もありますので、そのような点も一応、頭に入れて作業。(実現できているかは別ですが・・・)スクレーパーが終わった後は、非常に目の細かいペーパーで面を整えています。私の場合は、今まで恐る恐るやっていたのですが、もっとゴシゴシよやっても良いそうですので、今日は、いつも以上に念入りに力強くやりました。そして、ニス塗り。
以前より濃い色になってきました。しかし、今日は他にも色々なことがあったとはいえ、ニス塗りだけで1日終わってしまいました。とほほ・・・
2006年4月29日(土) ヴィオラ・ニス塗り19回目。
ついに19回目になりました。いよいよラストスパートです。
しかし、この段階になると、1回のニス塗りにすごく時間がかかってしまいます。私だけかもしれませんが・・・
そうそう、ゴールデンウィークですね。皆さん、よい連休をお過ごしください(^^
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